BIMの品質管理にはSolibri Model Checker

Solibri Model CheckerはBIMモデルの品質向上を目的とし、設計プロセスの生産性を高めるソリューションです。OPEN BIMをコンセプトとしたBIMアプリケーションがIFCフォーマットを介して互換性を高める中、Solibri Model Checkerはそのプロセスを利用し、これまで人手で行っていた検図業務を3次元モデルにより自動で検図するシステムです。企画・設計・施工・維持管理のワークフローにおけるあらゆるシーンで意匠・構造、または設備モデルが存在します。それらを統合し、Solibri Model Checkerにあらかじめ登録した条件に従って干渉箇所検出や必要クリアランスの確保など、データが正しく入力できているかを検査し、問題がある箇所を一覧表示、レポート出力を行うことができます。その結果、モデル間の不整合削減、見落としミス削減、作業時間削減、作業要員削減、用紙削減など、検図・修正業務における効率化が見込め、BIMのメリットを最大限に生かすことができるシステムです。

Solibri Model Checker v9.7リリース

Solibri Model Checker V9.7では、いくつかの新機能と、ロジックの適用およびモデルのレビューとチェックの動作分析の拡張がされました。案件管理分野での新機能、改善されたQA/QCワークフロー、ならびに企業内リソースの管理が今回のバージョンには含まれています。

案件管理は、プロジェクトのワークフローにおける重要な機能です。一つのビューで複数の案件、プレゼンテーションやモデルを簡単に処理することが可能になりました。SMC V9.7では、新機能として、 "案件マネージャ"が導入されました。これにより、案件は視覚的かつ論理的な方法で管理できます。一度並び替えと優先順位付けを行うと、責任者とステータスが簡単に追加され、同時に更新ができます。複数のモデルの多数の案件を、シンプルかつ効率的、効果的な方法で取り扱うことができます。

各企業特有の、私的なQA/QC資産の管理機能も強化されています。管理者は、企業内もしくはプロジェクト特定のルールセットを、指定したチームのメンバーのみにアクセス可能にできます。ルールセットはSolibriソリューションセンターのプライベートなセクションにアップロードされます。ここから管理者はどのユーザーが特定の拡張された機能にアクセス(関連するセキュリティ付き)できるかを決められます。これにより、プロジェクトチーム間のワークフローの柔軟性を提供します。

新規、既存のどちらのユーザーにも役立つ、すぐに使えるコンテンツも強化されました。シームレスなチェック、アクセシビリティや数量の拾いだしのための追加のルールやアップデートされた分類が利用できます。

「より複雑かつ巨大になっていくIFCファイルにおいて、ベストな機能を提供するためSolibriはユーザーの声に耳を傾けていく」とSMCプロダクトマネージャーのAnne Urrilaは述べています。V9.7の機能で、SMCはBIM環境での品質保証の最先端の技術を提供します。

新機能、入手方法について詳しくはこちら
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V9.7のダウンロード、ライセンスの割り当てはこちら
https://solution.solibri.com/

整合性と品質の保証

整合性と品質の保証

意匠・構造、設備などこれらの要素は、異なる部門/会社、また異なるツールを用いて入力されています。 Solibri Model Checkerは、主要なBIMアプリケーションのIFCモデルを読み込み、表示、干渉チェック、整合性チェック、空間分析、アクセシビリティ分析などを実行し、分かりやすいレポートを作成することにより、品質保証を可能にします。

問題点の検出とデザイン・仕様チェック

設計の不整合をゼロにすることを目的に、チェックルールを作成することにより、作成したモデルが設定されたルールに準拠している有効なBIMモデルであるのかなど、問題点を明示します。 Solibri Model Checkerでは、干渉や法規的なチェックだけではなく、ドア幅、各要素の仕様、範囲内の必要寸法など、一定の基準を設定することにより、これらのチェックを自動的に行います。 発見された問題を目的別に、かつ自動的に分類整理します。 また、これらのチェックルールをカスタマイズすることが可能であるため、法規や社内標準に合わせて設定したルールに従ってモデルが作成されているかをチェックすることも可能です。

避難経路の確認
干渉チェック

カスタマイズ可能なルールセット

『ルールセットライブラリ』として、BIMモデルチェック/分析のパイオニアであるSolibri社が、これまで培ったノウハウに基づき作成した膨大な数のルールセットをが標準装備されています。ルールセットは様々な条件設定や組み合わせにより、カスタマイズ可能です。

カスタマイズ可能なルールセット

BIMモデルチェックのワークフロー

Solibri Model Checkerの機能にはモデルを統合、確認、情報の取り出し、プレゼンテーションがあり、BIMプロセスに組み込みやすいワークフローを実現します。

モデルの作成/修正

ArchiCAD、Tekla、Revit Suite、DesignDraft、Rebro、Tfas等の様々なBIMアプリケーションでIFCはエクスポートをサポートしています。 ご利用中のアプリケーションを利用してモデルを作成し、IFCモデルとして出力します。

コミュニケーション

プレゼンテーションで作成したエクセル、PDFレポート等を使用することはもちろんの事、モデル、チェック結果、プレゼンテーション、数量リストを全て含んだ、SMCファイルを作成することができます。 SMCファイルはSolibri Model CheckerだけではなくSolibri Model Viewer(SMV)で開いて確認できます。 SMVではBCFフォーマットを利用してコメントの追加もできますので、Solibri Model Checkerとの間で双方向にコミュニケーションが図れます。

プレゼンテーション

モデルチェック結果から問題箇所のスクリーンショットにコメントを加えたスライドを作成することが可能です。 また複数作成したスライドは一覧表示され、スライドショーでの確認や、エクセルファイルとして出力するなど、提出資料作成や他の担当者とのコミュニケーションに活用できます。

ワークフロー

モデルの統合

企画・設計・施工・維持管理のワークフローにおけるあらゆるシーンで意匠・構造、または設備モデルが存在します。 多くのBIMソフトはIFC出力機能を標準装備しています。 Solibri Model Checkerは主なBIMソフトからIFC出力された建築モデルを複数同時に開き、統合することができます。さらに、豊富なビューア機能により視覚的なモデルチェックが可能になります。

確認

Solibri Model Checkerはあらゆるルールセットを利用してモデルが正しく作られているかをチェックし問題点を明示します。Solibri Model Checkerでは干渉チェックだけではなく各要素の属性・サイズ・クリアランスなど、ワンクリックで自動チェックを行います。 結果はフォルダツリー形状で表示され、問題箇所に関連している要素が簡単に把握できます。

情報の取り出し

読み込んだIFCモデルの情報を一覧表にして取り出す機能です。 IFCモデルが持っているほとんどの属性情報を取り出すことができますので、Solibri Model Checkerで数量取得が可能です。 またこちらもエクセルファイルでの出力が可能ですので、様々な用途に応じたレポートを作成できます。