Archicad C++ API ガイド
読み取り中…
検索中…
一致する文字列を見つけられません
最初のアドオンをビルドしよう

サンプルのアドオンから始めることもできますが、プロジェクトテンプレートから始める方法をご紹介します。Archicad アドオンのテンプレートはDevelopment Kitと一緒にインストールされています。

1. アドオンのための IDE プロジェクトを生成する

まずはアドオンテンプレートからIDEプロジェクトを生成します。

Visual Studioの場合

次の場所にテンプレートが表示されます。 テンプレートプロジェクトはインクルード先が相対パスであらかじめ指定されています。そのためまずはDevelopment Kitの中にフォルダを作成しそこをプロジェクトの保存先に指定します。

Xcodeの場合

次の場所にテンプレートが表示されます。プロジェクトの保存先は任意の場所で問題ありません。

リソースの日本語対応

テンプレートから作成したプロジェクトやサンプルプロジェクトでは、リソースに日本語を使用できません。日本語に対応するためには、リソースファイルのプロパティ設定を次のように変更する必要があります。

.grc、 Fix.grc

  • -T W の後に -c 0 を追加
  • 1252をutf8に変更

変更前:

"..\..\..\Support\Tools\Win\ResConv.exe" -m r -D WINDOWS -T W -q utf8 1252...

変更後:

"..\..\..\Support\Tools\Win\ResConv.exe" -m r -D WINDOWS -T W -c 0 -q utf8 utf8...

.rc2

  • rc の後に/c65001を追加

変更前: rc /i "..\..\..\Support\Inc </tt> 変更後: <tt> rc /c65001 /i "......\Support\Inc

動作確認方法

それぞれのファイルをコンパイルして問題がなければ、変更は正しく行われています。